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価値ある目標

A valuable goal




先日のメルマガで目標設定のお話をしました。


ちょうど今は来年の事業の方向性や目標などについて考えている時期なので、頭の中はそんなことでいっぱい。



朝から目標についての話なんて、重いなー、と自分でも思うのですが 笑
どうしてもそんなことばかり考えているので、他のネタが思い浮かびません。


なので、今日も前回に引き続き目標設定についてのお話をしたいと思います。


目標設定が大事だ、ということはきっとあなたもよく分かっていると思いますし、きちんと自分の人生の目的や長期的な目標を考えている人もいるかもしれません。



そこで今日は目標を立てる前提で話をしていきますね。
(まだ目標決めてなかったよー、という方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです)



これからお話するコンセプトはずいぶん前に僕の尊敬する起業家から学んだのですが、それからというもの、ずっと自分自身で意識している考え方です。



それは目標を何に焦点を当てるか?というもの。



あなたは「be・do・have」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?


beは「◯◯になる」

doは「◯◯をする」

haveは「◯◯を持つ」

になります。



目標を立てる時はこの「be・do・have」のどれかに意識を向けているのですが、多くの人はhaveを目標に据えます。


なぜかというと物理的に見えて簡単だからです。


例えば、欲しい車を手にいれるとか、マイホームを持つとか。
こういうことは分かりやすいし、あまり考えなくても目標として成立します。
言葉は悪いですが、欲得で目標設定するのは簡単です。



もちろん、こういう目標を立ててはいけない、ということではありません。ですが仮に立てたとしてもあまり強いモチベーションにはなりません。特に困難にぶち当たった時にこういう目標の場合、踏ん張りが利かず、簡単に諦めてしまいます。
(実際に僕も経験があります)




そして、もう少し高次の目標設定が「do」です。
これは「何かをする」ことを目標にすることで、具体的な行動を目標に据えます。

行動を起こすことでなんらかの変化が起こり、得たい結果が出やすくなります。
結果が出るのでまた行動し、さらに結果がよくなる、という好循環に繋がる可能性がある目標設定です。


これもきっと多くの人が目標として掲げているものではないでしょうか?


例えば、海外に旅行へ行く、大好きな人と結婚する、プロジェクトを成功させる、など。



これは一見、正しい目標設定のように感じます。
ですが、これも長期的な視点で見ると、少し欠陥があるモデルです。



行動目標を設定し、それを達成していくと、ある地点まではとても充実するのですが、それもつかの間で、あるとき、こう考えるようになります。



「これが本当に自分がやりたかったことなのだろうか?」

「自分はもっと大きなことができるんじゃないか?」

「世の中により大きな貢献をするにはどうしたらいいか?」



これは人間の欲求の自然な流れによるところが大きいのですが、人は今の現状の欲求を満たすと、次の段階の欲求が生まれる生き物です。


詳しくは「アブラハム・マズローの欲求段階説」を調べていただくと良いと思いますが、最終的には人の欲求は自己実現や社会貢献に向かうと言われているんですね。
(これをマズローは「自己実現欲求」「自己超越」と呼んでいます)



最終的に自己実現や自己超越の流れになるのであれば、初めからそれに即した目標を立てた方が人生をより充実したものにできると思います。



それに繋がるのが最後の「be」を目標に据えるということです。


beとは「何になるか?」
つまり
「どんな人間になるか?」
「どんな人間になりたいか?」
ということ。



これは先にお話しした、「have」や「do」に比べてとても抽象度が高く、簡単に答えが出ないかもしれません。


でも、これは時間をかけて自分に問うべき質問であり、時間をかけて自分と向き合うべきことだと思います。


そして、より大きな人生の意義や自分自身のミッションについて考える上でも基盤になるものです。



もう一つ、「be」の良いところは、その目標には終わりがないということ。
(なので目標というより目的に近いかもしれません)


例えば、僕が「自分の子供に尊敬されるような父親になる」という目標を立てたとします。(実際には子供に尊敬されるような父親とは具体的にどんな父親なのか?と深堀しなければいけませんが)



この目標は1年経ったらハイ終わり!ということにはなりません。
毎日毎日そのことを心にとめて、3年後も5年後も10年後もそんな父親になれるように日々努力をすることになると思います。


一方で、haveやdoは終着点が明確にあります。
何かを手に入れたら、何かをしたら、そこでその目標は達成したことになります。



個人的にはいわゆる充実感とか幸福感というものは、何かを達成したから、何を手に入れたから、感じるものではなく、その大きな目標を目指して日々努力する過程にあるのだと思います。(その過程が楽しめないのであれば、おそらく目標設定を間違えている可能性があります)



つまり人生を点ではなく線で捉えるということ。



その観点でも「be」を目標に据えるということはとても価値が高いんじゃないかな?と思うんです。




僕らナチュラルラウンジの価値観の一つにも
「何を手に入れたいか?何をしたいか?よりもどんな人間になりたいか?を重視する」というものがあります。



こういったことは普段はあまり考えている時間もなかったりしますが^^;




12月の今。
この時期だからこそ、自分としっかり向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか?


あなたにとって価値のある目標を立てる上で参考になれば嬉しいです^^









コメント

価値ある目標」への2件のフィードバック

  1. Avatar匿名

    前回からですが、久しぶりの山崎さんの小難しい話しですね(笑) 大歓迎です\(^▽^)/ 私の理解力では追い付かない話しもたくさんありますが、でも、今まで知らなかった考え方を「いいとこ取り」で教えてくれる山崎さんのブログは、私の世界を広げてくれます。いつもありがとうございます。もちろん、身近な話題も楽しく読ませてもらっていますよ。これからも楽しみにしています。ema*

    返信
    1. 山崎拓山崎拓 投稿作成者

      emaさん
      コメントありがとうございます!
      得意の小難しい話2連発ですみません・・・
      (こういう話だったらいくらでもできるのですが、、、)
      次からはカジュアルな話にしていこうと思います 笑
      少しでもお役に立てていれば嬉しいです^^
      いつもありがとうございます!
      山崎

      返信

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Profile
山崎拓
山崎拓
1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
3児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。


2017.12.13

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